フィギュア制作の素材解説

「レジン」の特徴と種類について

レジンの特徴と種類について

こんにちは、いいもの道具店の管理人です。

今回は「レジン」について詳しく解説していきます!

アフロ猫
アフロ猫
今回は複製に使う素材を解説するよ!
いっぬ
いっぬ
レジンを使えば複製ができるのかな?
アフロ猫
アフロ猫
シリコーンで作った型にレジンを流して固めるんだ!
いっぬ
いっぬ
流し込むの楽しそうだ〜!
アフロ猫
アフロ猫
まずはレジンのことを解説しようかな!

 

レジンの特徴

■そもそもレジンとは?

レジンは樹脂の英語名。
硬化処理をすると固まるプラスチックと覚えておきましょう。

■レジンにはどんな種類がある?

・数分〜数時間ですぐに固まるウレタン系
・数日かけて固まるエポキシ系
・UVに当たると固まるUV系

アフロ猫
アフロ猫
レジンは主に3種類あるよ!それぞれに良さがあるので解説していくね!

 



レジンの種類・使いやすさの比較

一般的な手に入りやすいレジンを挙げてみました。

ウレタンレジン

硬化時間 5〜30分
気泡 硬化が早い分、気泡が入りやすい
透明度 透明度は高くない
推奨 塗装したり、色の付いたパーツ向け

硬化速度が早いので短時間で複製作業が可能です。

硬化時に熱を強く発する関係で黄変しやすく、透明度はあまり高くありません。

一般的なパーツ作りをする際はウレタンレジンを使いましょう。

 

エポキシレジン

硬化時間 1〜2日
気泡 硬化が遅い分、気泡抜けが良い
透明度 かなり高い
推奨 レジンに物を入れるアクセサリー・パーツ向け

硬化速度が遅いのでゆっくり作業ができます。

透明パーツやレジン封入も気泡抜けが良いのでキレイに仕上がります。

アクセサリーパーツや透明オブジェはエポキシレジンを使いましょう。

 

UVレジン

硬化時間 紫外線に当てると固まる
気泡 気泡を取ってから硬化させることができる
透明度 高め
推奨 レジンに物を入れるアクセサリー・パーツ向け

紫外線に当てるまで固まらないので、好きな時に固めれて作業性が良いです。

大きめのパーツは中まで固まらない場合があるので、小さいパーツ制作向け。

アクセサリーパーツはUVレジンを使いましょう。

 

レジンのまとめ

アフロ猫
アフロ猫
フィギュア制作では基本的にウレタンレジンを使うよ!
いっぬ
いっぬ
透明感のあるオブジェを作りたい場合はエポキシレジンだね!
アフロ猫
アフロ猫
レジンアクセサリーはUVレジンかな!
いっぬ
いっぬ
適材適所で使い分けるんだね〜

 

他にもアクリルレジン、ポリウレタンレジン等の種類もありますが、上記の3種類を主に使用するので紹介は割愛します。

それぞれのレジンの詳細は各ページを見てみてくださいね!

 

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【「フィギュア制作」初心者向け素材まとめ】