こんにちは、いいもの道具店の管理人です。
この章ではフィギュア制作に使う素材と制作過程をまとめています。
様々なものづくりに応用できる知識ですので、ぜひ目を通してみてください。
初心者でも分かるフィギィア制作の工程
①粘土やパテで造形して「原型」を作る
完成品の「原型」を作ります。
フィギュアは原型を型取りすることで大量に複製を作ります。
ですので、原型に傷があれば複製にそのまま出てしまいます。
主に石粉粘土、パテ、スカルピーなどの粘土系素材を使って造形していきます。
◆ 「パテ」の特徴と種類について
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②シリコーンで原型の型取りをする
シリコーンは液体ゴムです。
液体ゴムは硬化剤を混ぜれば数時間で固まります。
原型にシリコーンをかけて固めれば、その原型の「型」になります。
シリコーンは工作用に販売している一般的なものを使います。
③シリコンの型に「レジン」を流し、原型を「複製」する
レジンは合成樹脂の英語名です。
合成樹脂は主剤と硬化剤を混ぜ合わせることで固まる液体状のプラスチックです。
レジンをシリコン型に流し込んで固めれば、原型の「複製」ができます。
レジンはエポキシ系、ウレタン系などの種類が豊富にあります。
④パーツを塗装する
複製したパーツに色を塗ります。
ただし、レジンはキシレンを含んでいるので、塗料をただ塗ってもすぐに剥げてしまいます。
なので「下地塗装 → カラー塗装 → 仕上げ塗装」という手順を踏んでいきます。
塗装は基本的に模型用の塗料やスプレー、道具を使うと良いでしょう。
まとめ
フィギュア制作はもちろん、ハンドメイドアクセサリーのパーツや模型制作にも応用できる知識となってます。
あなたのものづくりのヒラメキになれば幸いです!