パテ

「パテ」の特徴と種類について

パテの特徴と種類について

こんにちは、いいもの道具店の管理人です。

今回は「パテ」について詳しく解説していきます!

いっぬ
いっぬ
パテはホームセンターで売ってるの見たことあるなぁ
アフロ猫
アフロ猫
一般的には家具などのキズ補修に使われたりするけど、実はフィギュア原型制作でも使われるんだ!
いっぬ
いっぬ
意外な使い方!詳しく聞かせて!

 

パテの特徴

■そもそもパテとは?

パテは接合材や補修材に使う道具。
塊でも固まるので、紙粘土みたいに造形ができる。

■パテの強みは?

石粉粘土よりも硬度が高く、しっかり固まる。
硬化後は、刃物の通りが良く、切削性が抜群。

■パテの用途は?

・ある程度の形を作り、硬化した後に削って造形する。
・ベースに塗り、硬化する前にテクスチャーを作る。
・ベーズに塗り、傷や凹みを修正する。

パテは種類によって用途が違ってきます。

いっぬ
いっぬ
どんなパテがあるか見ていこう!

 



パテの種類・使いやすさの比較

一般的な手に入りやすいパテを挙げてみました。

人によって感想に個人差がありますが、参考にしてみてください。

ポリエステルパテ(ポリパテ)

ポリパテはペースト状をしています。

硬化剤を混ぜ合わせると硬化するタイプで、硬化時間は5分〜60分のものが多い

塊を作って削る or ベースに塗りつけてテクスチャーを作るのが一般的な使い方。

硬化後は削りやすい硬さなので、細かい造形もできる。

有機系の刺激臭があるので、狭い部屋で使う時は換気をしましょう。

 

エポキシパテ(エポパテ)

エポパテはねんどをしています。

硬化剤を混ぜ合わせると硬化するタイプで、硬化は遅め

かなりベタつきがあるが、粘土のように造形しやすい

完全硬化後はかなり硬くて削るのは苦労するが、強度があるので薄い形状が作れる

 

ラッカーパテ

ラッカーパテはペースト状をしています。

パテに含まれる有機溶剤が揮発して硬化するタイプです。

厚みのあるパーツは硬化に時間がかかる上に、かなり収縮します。

基本的にベースに薄く塗りつけてテクスチャー作り or キズ補修をしていきます。

有機溶剤が揮発するので、換気は絶対に必要です。

 

光硬化パテ

光硬化パテはペースト状をしています。

直射日光で約1分、卓上型蛍光灯(27W)で約2分で硬化します。

光を当てるとすぐに硬化するので、ベースに薄く塗りつけて傷や凹みの修正に使うのがおすすめ。

厚盛りすると内部が硬化しないので注意です。

 

パテのまとめ

いっぬ
いっぬ
種類がいっぱいだ!
アフロ猫
アフロ猫
石粉粘土で造形、細部はパテって人も多いよ!
いっぬ
いっぬ
テクスチャーを付けやすいのがパテの良い点だね!
アフロ猫
アフロ猫
適材適所でパテを使い分けて制作しよう!

 

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